建設コンサルタント」カテゴリーアーカイブ

一級河川 千町川(取水堰詳細設計)


施工前

施工後
工期 平成30年1月29日 ~ 平成30年8月31日
発注者 岡山県備前県民局 建設部 工務第二課第二班

業務の概要

一級河川吉井川水系千町川においては、近年多発しているゲリラ豪雨等に伴う河川の氾濫を防止することを目的として、現況河川の改修を実施することとなった。
本業務は、千町川の改修計画に伴い、12K590付近に設置されている灌漑用水取水施設、及び下流側隣接橋梁の改築が必要となった。このため、灌漑用水取水施設については経済性、維持費、地元の要望等を踏まえ総合的な比較検討を行い手動油圧シリンダー鋼製可動堰、下流側隣接橋梁は経済性を考慮してボックスカルバート構造とし改築を行うものとした。

西大寺浜地内ほか汚水管埋設詳細設計


推進工

推進工
工期 平成29年9月25日 ~ 平成30年3月31日
発注者 岡山市下水道河川局 下水道管路整備課

業務の概要

本業務では、岡山市公共下水道事業により、吉井川処理区西大寺浜、西大寺射越地内の一部の汚水を収容するため、汚水枝線の詳細設計(開削工法L=1.44km 推進工法L=0.44km N=4箇所)を行ったものである。
適用工法については、掘削深さH≦2.5mは開削工法とし、掘削深さ2.5m<Hは推進工法を基本条件としたが、掘削深さH≦2.5m以下においても土質条件、既設埋設物等の条件より経済的となる区間については推進工法を採用した。

国道180号(法面工詳細設計)


被災時状況写真

対策工施工後
工期 平成30年7月30日 ~ 平成31年1月31日
発注者 岡山県美作県民局建設部 新見地域工務課

業務の概要

本業務では、国道180号新見市法曾地内において、平成30年7月の豪雨に伴う斜面崩壊が発生したことを受け、地質調査により地層構成等の現地状況を把握し、地形への適合性,施工性,経済性等を勘案しながら災害復旧工法を選定した。本設計では、崩壊斜面において想定されるすべりに対し、鉄筋挿入と吹付法枠工を併用した工法で抑止する設計を行った。

砂防指定地 やそう谷川(詳細設計)


施工前

施工後
工期 平成21年7月24日 ~ 平成22年3月31日
発注者 岡山県美作県民局 建設部 工務第三課第一班

業務の概要

業務対象渓流であるやそう谷川流域内は、経年的な集中豪雨等による渓岸・渓床侵食と山腹土砂流出により荒廃が進行し、現在も不安定土砂として渓流内に堆積している状況であった。このため、将来的に土石流発生の危険性が高い状況にあり、これに伴い下流域の人家や県道、市道等に大きな被害を及ぼす危険性が指摘された。
本業務では、堰堤形式・位置等の検討を行い、対象渓流における最適な堰堤施設により土砂災害を未然に防止することを目的とした設計を実施した。

県道岡山玉野線(道路詳細設計)


施工前

施工後
工期 平成30年8月31日 ~ 平成31年3月29日
発注者 岡山市役所中区役所地域整備課

業務の概要

本業務は、県道岡山玉野線において歩行者・自転車の安全確保を目的として、道路詳細設計を実施したものである。本路線は、岡山市中心部の市街地を通過する幹線道路であり、自動車交通量や歩行者の交通量が増加傾向にあった。
そこで、歩行者移動支援(バリアフリー)への取り組みとして既往歩道のセミフラット化、並びに道路交通の走行安定性の向上と交通騒音の低減を目的とした車道の排水性舗装化を実施した。

一般県道園井里庄線 軟弱地盤技術解析


ブロックサンプリング

解析モデル
工期 令和元年10月24日 ~ 令和2年2月14日
発注者 岡山県備中県民局 建設部 井笠地域工務課

業務の概要

本業務では、一般県道園井里庄線の道路改良工事に関し、盛土構造物が計画されている区間の軟弱地盤技術解析(地盤破壊、地盤圧密に関する現況地盤解析)を行った。 当地域では谷底の低地部に、粘性土を主体とした沖積軟弱層が厚さ3m程度分布しており、盛土構造物の構築にあたり、沈下・安定上の問題が懸念された。解析に先立ち、ブロックサンプリングにより乱れの少ない試料を採取し、室内土質試験を行って土質定数を設定した。解析の結果、すべり破壊に対する安定性は満足しており、残留沈下量も許容値内に収まることが判明した。

国道486号 改築防災設計


施工前

施工後
工期 平成26年5月27日 ~ 平成26年12月31日
発注者 岡山県備中県民局建設部 井笠地域工務課

業務の概要

当箇所は、国道486号のうち、小田郡矢掛町矢掛地内に位置する南向き法面であり、岡山県道路防災情報管理システムにおける「施設管理番号E486A101」に指定されている。本事業では、自転車歩行者道の拡幅と災害防除施設の築造が計画されていた。本業務では、過年度に実施された予備設計の成果と、本業務に並行されるボーリング調査の結果を踏まえ、道路防災施設の詳細設計を行った。その結果、対策工として待受け擁壁と落石防止柵を計画した。また擁壁背面に鉄筋挿入工併用の吹付法枠を計画し、切土法面の縮小化を図った。

町道大坪線 斜面崩壊対策工設計


崩壊直後

完成後
工期 平成30年5月21日 ~ 平成31年2月28日
発注者 奈義町役場 地域整備課

業務の概要

町道大坪線の切土法面部で、法面の押し出しや湧水等の変状が発生し、斜面崩壊が懸念されていた。このため、地質調査により、地盤の特性や変動状況を把握した上で、今後発生が予想される斜面崩壊の発生機構を解明し、適切な対策工を設計することを目的としていた。しかし、ボーリング調査後の観測途中に、平成30年7月豪雨により斜面崩壊が発生した。このため、崩壊した斜面に対する対策工法の検討を目的として、設計を行った。その結果、斜面内に残存する不安定土塊を完全に排除して良質土に置き換えるとともに、斜面末端部に『かごマット工』を設置し、当該箇所の被災原因として考えられる水位上昇の抑制を図る工法を採用した。

国道374号 道路防災設計業務


施工前

施工後
工期 平成25年10月23日 ~ 平成26年11月30日
発注者 美作県民局建設部勝英地域工務課

業務の概要

本業務は、国道374号の防災カルテ点検箇所の内、J374A102について、道路防災施設の詳細設計を実施したものである。
計画区間は、過年度の調査において『対策工が必要』と判断された箇所であり、道路部への落石被害の影響が懸念されていた。
このため、本業務では、既存の調査資料の確認や現地確認を行った後、当地の条件に最適となる『ポケット式落石防護網工』と『ロープ伏工・小割除去工等』を組合せた対策を立案し、工事発注用成果としてとりまとめを行った。

真鍋島漁港整備測量調査設計業務


施工前

施工後
工期 平成23年9月22日 ~ 平成24年3月23日
発注者 笠岡市役所 建設産業部 建設事業課

業務の概要

真鍋島漁港は、岡山県南西部に位置した笠岡諸島に属する真鍋島内の漁港である。当地域は潮流環境に恵まれ、魚介類の種類も豊富な県下でも希な好漁場である。このため、古くから漁業活動が活発に行われるとともに、風光明媚な笠岡諸島を中心とした観光産業も盛んな地域である。本業務では、地域再生計画において、船舶の出入港の潮待ち時間解消のための泊地整備計画、及び安全な係留と軽労化により、利便性の向上による漁業活動の振興図るためのバリアフリー型浮桟橋整備計画を行った。