月別アーカイブ: 2019年8月

真鍋島漁港整備測量調査設計業務


施工前

施工後
工期 平成23年9月22日 ~ 平成24年3月23日
発注者 笠岡市役所 建設産業部 建設事業課

業務の概要

真鍋島漁港は、岡山県南西部に位置した笠岡諸島に属する真鍋島内の漁港である。当地域は潮流環境に恵まれ、魚介類の種類も豊富な県下でも希な好漁場である。このため、古くから漁業活動が活発に行われるとともに、風光明媚な笠岡諸島を中心とした観光産業も盛んな地域である。本業務では、地域再生計画において、船舶の出入港の潮待ち時間解消のための泊地整備計画、及び安全な係留と軽労化により、利便性の向上による漁業活動の振興図るためのバリアフリー型浮桟橋整備計画を行った。

県道新見日南線落石対策設計


施工前

施工後
工期 平成24年8月9日 ~ 平成25年3月29日
発注者 岡山県備中県民局 建設部 新見地域工務課

業務の概要

当箇所は、県道新見日南線のうち、新見市神郷釜村地内に位置する南向き法面であり、岡山県道路防災情報管理システムにおける「施設管理番号G008A023」に指定されている。法面調査の結果、道路際の斜面には比較的規模の大きな落石発生源が多数存在していることが判明した。現状では、ストーンガードが設置されているものの、可能吸収エネルギーが不足しており、対策工として不十分な状態であった。対策工の選定にあたっては、予防工の併用も含めて比較検討を行った。その結果、高エネルギー吸収型の防護網を採用した。

国道180号法面設計


施工前

施工後
工期 平成24年7月19日 ~ 平成25年3月29日
発注者 岡山県備中県民局 建設部 新見地域工務課

業務の概要

当箇所は、国道180号のうち、新見市千屋実地内に位置する北向き法面であり、岡山県道路防災情報管理システムにおける「施設管理番号G180A050」に指定されている。これまでも、小規模な表層崩壊や落石を含む斜面災害が多発している箇所である。現状では、ブロック積の天端にストーンガードが設置されているものの老朽化が進行し、対策工として不十分な状態であった。対策工の選定にあたっては、斜面崩壊対策と落石対策の機能を合わせもつ工法(切土、法枠など)を数案抽出し、比較検討を行った。その結果、道路際に設置した擁壁とストーンガードで待受け防護する形式を採用した。