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メンテナンス・レジリエンスに行ってきました!!

2025/07/30

東京ビックサイトで開催されたメンテナンス・レジリエンスに行ってきました。

メンテナンス・レジリエンスとは、土木建設業のメンテナンスと設備の維持管理・保全に特化した専門展示会です。

 

我が国においては、道路や橋、下水道など多くの社会インフラが高度成長期(1960年代)に整備され、50年以上が経過した現在、その老朽化対策が喫緊の課題となっています。

近年、施設・設備の劣化に起因する事故もたびたび発生しており、社会インフラを合理的にメンテナンスする技術は、これからますます重要になってきます。

ということで、ここからは見学者が注目した技術について紹介いたします。

 

①耐流型水中ドローン

水流下でも安定した操縦が可能な水中ドローンです。

まだ開発されたばかりで、実績はこれからとのことでしたが、例えば、橋脚の洗掘調査に水中ドローンが使用できるようになると思われます。

 

 

②深浅測量用ラジコンボート

陸地からラジコンボートを遠隔操作するため、有人船を下す場所がない場合や浅瀬においても、安全に深浅測量を実施することができます。

 

 

③赤外線調査システム

赤外線カメラを用いて、コンクリートの変状を抽出するシステムです。スクリーニング効果により、打音検査範囲の絞り込みができます。

 

④壁面走行非破壊検査ロボット

電磁波レーダを搭載したロボットが壁面や天井を走行します。コンクリート内部探査を遠隔操作で行います。

 

⑤ボーリングコア撮影システム

専用架台で撮影し、画像合成作業を自動で行います。加えて、土質をAIで判読し、仮柱状図が作成されます。

 

⑥管内調査システム

高性能カメラヘッドを搭載した自走式クローラです。

 

⑦熱中症対策グッズ

ありそうでない??ハンズフリーの日傘です。

 

スポーツ用品店でも見る首掛けクーラーです。

 

今回、この展示会を見学し、社会インフラの維持管理における多くの最新技術を知ることができました。

このブログで紹介したものは、その中のほんの一部です。

我が社においても、最新の技術を導入し、日々の業務に役立てたいと思います。